ノートの1ページ目は頑張って書こうとする
漫画家という夢が陳腐なものだと悟ったのは、中学3年頃だったか。
実はよく憶えていない。
半生の転機を明確に憶えていないというのは、ブログを書く上でマイナスな気がする。
小学生時代にちょっと周りより漫画を描けたのがきっかけで、
自信過剰に漫画家を夢に据え、
しかし恥ずかしいので家族にもクラスメイトにも公言せず、
ろくに絵も磨かぬまま学生生活を過ごしてきてしまった。
ツイッターをふいふいと眺めると、同じような経験の方が少なからず居るようで。
共感はできても安心はできなかった。陳腐な群衆に自分が埋没してしまうようで怖かったんですね。
はい、である調ですます調ごちゃまぜになりました。でもいいんです。だってここはブログだから。
つまらない口調に囚われて思い浮かんだことをヒン曲げてしまう方がもったいない。
頭の中まんま書ける・言えるのってブログぐらいなんじゃないか、そう思った午前3時。
(追記:読者にとっては読みづらいことこの上ないですよね。なんかこう、読解ってよりかは肌で読んでもらえればいいかもしれません)
私は漫画家にならなければ死んでしまう、という訳ではない。そりゃそうだ。
ならなくとも何処かの会社に就いて労働しながら生きていくのだろう。
街を見れば、幼少期の夢を叶えられずとも生きている人の方が多いのだ。
なので、絵の練習も死に物狂いじゃなく、余裕のある時にできるだけ、というスタンスでやっています。
表現したいのはイラストよりもストーリーだなという自己評価なので、漫画家に拘らずともライターなり脚本家なり、向く職業は様々あるでしょう。
そんな私の首を、漫画家にならなければ死ぬもう一人の私が時折絞めてくる。
きっと過去の私です。
でも過去の私って今の私なんですよ。
今この行を読んでいる貴方は
この行ではもう既に過去の貴方なんです。
不思議ですよね。
「私は今幸せだ!」とか「俺はこのチームで一番弱い」とか「吾輩は猫である」、「今私は〜〜である」といって今の自分を実感することも勿論あるでしょう。
でもそれは、「この〜〜である状態がまだ続くのだろう」と心のどこかで予想しているからなんです。
未来の自分を見てるからなんです。
ジョジョの奇妙な冒険第1部の名言『あしたっていまさッ!』に通じるものがある気がします。
…何を書こうとしたか忘れてしまった。
まとめると、色んな感情を孕みながら絵の上達を志している、桜崎ていという者です。
サボる私に鞭打ってくれるのも有難いですが、温い目で今後の私の手記を読んでもらえれば幸いです。
絵に関して皆さんに諦められたくないというのも事実ですが。
めっちゃ重ねるやん自分。
最近ハマっているものが多々ありますが、それについてはまた次の頁で。